東京都内にて、ご自宅などへの出張トレーニングのほか、
港区(六本木、三田・赤羽橋)のフィットネスクラブで活動している、
パーソナルトレーナーの大瀧です。
2年前に花粉症についての記事をアップさせていただいたのですが、
今でも「花粉症」という検索キーワードで、私のHPにたどり着きご覧頂いている方が多数いらっしゃるようです。
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つい先日、花粉症の症状がきっかけで色々と考える機会があったので、
今回は、そのお話しをしたいと思います!
3年ぶりに花粉症の薬を飲みました!
今年も天気予報などで「花粉注意!」と連日報道されていますが、
私は普段、薬は飲まないようにしているのですが、飲まなくてもそれほど酷く症状に悩まされている状況ではありませんでした。
ところが先日、家族と木更津方面へ出掛けた時…すごいことになってしまいました。。
鼻水はどんどん垂れてくる…。
くしゃみも連続10回以上…。
やはり自然が豊富だと、比例して花粉の量も豊富なのでしょうか…(大汗)
もう自分でも笑うしか無いくらいの、過剰なアレルギー反応に突如襲われました。。。
次の日になっても症状が緩和せず、これでは仕事に影響が出てしまうと思い、
薬を飲むことにしました。
よくよく考えたら、薬を飲むのは3年ぶりのことでした。
薬のおかげでなんとか症状は収まり、問題なく仕事を行うことができました。
薬を飲んだ途端に…!
具体的な薬名はここでは割愛しますが、薬局で売っている一般的な薬です。
ドクターに処方してもらった薬ではありません。
薬を服用後、60分程度でみるみる鼻水は収まり、それは抜群の効果でした。
ですがその分、身体には以下のことが起きました。
・異常な口や喉、鼻の乾燥
・倦怠感
・頭痛
・動悸(心拍数の上昇)
・頻尿
・熱っぽい
誰でにも上記のことが起きるわけではありませんし、
上記のこと全ての原因が薬ではないかもしれませんが、服用後の身体には明らかな変化があったことは事実です。
薬を盲目的に服用していた時期は、当たり前のようにこれらの症状と対峙し、
大きなストレスを感じていたことを思い出しました。
なぜ、薬を飲まないようになったのか?
私は、物心ついた時から花粉症に悩まされていました。
毎年花粉の時期は、下を向くだけで鼻水は垂れてくるので、いつも大きなティッシュ箱を肌身離さず持ち歩き、
薬局では「とにかく一番強いのください!」と頼んで、
薦められた薬を買い続けなんとか普段の生活を送っている状態でした。
でもこのままでは、毎年この時期になると薬に頼ることになり、
ということは、一生薬を飲み続けなくてはいけないと思うと、少しゾッとしました。
これは、症状に対して「対処」しているにすぎないと感じ、
根本的な「解決」を目指すため、どうすれば薬を飲まずに済むのかをを考えるようになりました。
この、「原因へアプローチして根本的に問題を解決する」という思考は、
私のサービス(パーソナルトレーニング)においても、重要なコンセプトとなっています。
根本解決に向けて取り組んだこと
・運動(トレーニング)習慣を継続すること。
・抗炎症作用のある食品を積極的に摂取すること。
・食事を摂らない時間・期間を作って排出・排毒を促すこと。(ファスティング・断食含む)
・不自然な食品を避けるよう、食生活を改善すること。
それぞれの詳しい説明は、また別の機会にしようと思いますが、
個人的にポイントとして、運動などやることを増やす(足し算)だけに目を向けず、
ファスティングなどやることを減らす(引き算)ことにも着手する点だと思っています。
薬の飲むということは
求める効能以外のものを「副作用」と当たり前に呼んでいますが、
それはこちらの都合でそう呼んでいるだけで、「副作用」も単純にその薬の「作用」の1つです。
もともと、鼻水を止める以外の作用で悩んでいた経験があるので、
必要ない作用が起こることも知ったうえで、
今回は、お客様の前で鼻水を垂れ流し続けることよりも、必要ない作用に耐えることを選びました。
ただそれだけのことで、私は特に薬を飲むことを否定もしませんし、他人に止めるように言うこともありません。
ですが、天井から雨漏りしている状況に置き換えると、
薬を飲むということは、雨漏りで濡れた床を拭いているだけに過ぎないと思うのです。
拭かないと生活に支障をきたすので、拭くことは拭くのですが、
それだけでは不十分ではないでしょうか。
雨漏りしている天井を塞がなければ、雨が降るたびに床を拭き続けなければなりません。
コラーゲンを摂取したからといって、それが全てお肌だけに効果があるわけではないように、
プロテインを飲んだからといって、求める胸板ばかりに効果があるわけではないように、
花粉症の薬を飲めば、鼻水を出す機能だけを抑制するわけではなく、
他の機能にも影響を及ぼしてしまうのは、容易に想像できます。
盲目的に薬に頼っていては、必要のないストレスを延々と身体に与えてしまうことになるので、
根本的に解決する方法はないか模索する考えも、同時に持ち合わせることが必要だと思います。
今回の経験を通じて、
こういった「問題解決型」の思考と行動が、「予防医学」浸透の第1歩となるのではないかと私は感じました。
…代償はちょっと大き過ぎましたが(汗)
鼻水も薬服用後の身体の変化も両方とも嫌なので、
解決に向けた行動を自分なりにもっとブラッシュアップしてみます!