東京都内にて、ご自宅などご希望の場所への出張トレーニングのほか、
港区(六本木、麻布十番、三田・赤羽橋)のフィットネスクラブで活動している、
パーソナルトレーナーの大瀧です。
ダイエットの食事指導をさせて頂くと、間食の話しになることが多々あります。
- 「間食って、太るから食べないほうがいいですか?」
- 「間食にプロテインは、ありですか?」
など、オススメの間食や、そもそも間食の是非に関する内容がほとんど。
間食が必要な場合と、必要でない場合があるのも事実ですし、
間食を摂るとしても、無闇に摂るとそれが原因で痩せられない場合もあります。
そこで今回は、間食を摂る際に抑えておきたい3つのポイントについて、
お話ししたいと思います!
体重が増加傾向の時は、間食は避けるべし!
まず、間食は誰もが摂るべき!というものではありません。
そもそも、間食以外の食事で食べ過ぎているのに、
さらに間食でカロリーを摂取してしまっては、痩せることは難しくなってしまいます。
「自分自身が、食べすぎているのか分からない…。」という方は、
まず、1週間〜10日間ほどの体重と体脂肪率を、折れ線グラフなどにして可視化してみましょう。
増えたり減ったりはあれど、結果的に数値が維持、もしくは減少している方は、
間食を摂ってもOKです。
逆に、結果的に数値が増加傾向にある場合は、「間食を摂るか?摂らないか?」
「摂るなら何を摂るのか?」の前に、普段の食事から見直しましょう。
そこに目を向けず、間食は身体に良い!と盲目的に摂ってしまうと、
ダイエットの意外な落とし穴となるので、要注意です!
間食は不足している栄養を摂るべし!
食べたいものばかりを食べていては、ダイエットはできません。
これは間食も同じです。
「他の食事を気をつけているから、間食くらいは好きなものを食べても…!」
と、なってしまうなら、間食は今すぐ止めたほうが良いでしょう。
ダイエット時の間食は、
『他の3食でも不足している栄養を補充するもの』
と、定義しておきましょう。
例えば、ビタミンやミネラルなどの微量栄養素は、間食に積極的に摂りたいものです。
逆に、炭水化物(糖質)は、現代の食事では摂りすぎてしまう傾向にあるため、
間食には避けたい代表的なもの。
間食に良い!と言われているものの中には、糖質を多く含んでいるものがあるので要注意。
良いと思ってやったことが、実は太る原因だった、なんてことにならないように、
原材料や成分表は、必ずチェックしましょう!
不足の栄養を補うとしても、食べ過ぎには注意すべし!
どんなに身体に良いものでも、食べ過ぎれば太ります。
物事には限度があり、「中庸」という考え方が必要です。
例え不足しがちな栄養を補う間食でも、食べ過ぎればダイエットの大きなブレーキに。
よくあるケースが、ナッツ類。
ダイエット中は、揚げ物を控えたりと油(脂)を敬遠することから、
必要な脂質を摂取できない場合もあるため、ナッツ類の摂取は間食によく勧められます。
ビタミンやミネラルなどの微量栄養素を摂取できる点も、見逃せませんね!
ですが、ボリボリ…ボリボリ…ボリボリ……
ふと気がつくと、結構な量食べてしまった(汗)という経験ありませんか?
無塩の素焼きを選んだり、
必須脂肪酸だけを摂るためアーモンドのみを選んでも、油は油。
摂り過ぎれば太ってしまうのは、火を見るより明らかです。
今日ご紹介した3つのポイントは最低限のものですが、
基本はキチッと抑えて、ダイエット中の間食は賢く活用しましょう!