東京都港区(六本木、三田・赤羽橋)のフィットネスクラブや、
都内個人宅への出張を中心に、
パーソナルトレーナーをしております大瀧亮平です。
代謝を上げる、もしくは下げないようにすることは、
ダイエットのみならず、身体づくりにおいてもはや当たり前になっています。
ですがこの「代謝」、
よく聞くけど「いまいちよく分かってない…」というお声も耳にします。
そこで今回は、簡単に「代謝」について、お話させて頂きます!
代謝とは…?
代謝とは、身体の中で起こる化学反応のことで、
大きく分けて、物質代謝とエネルギー代謝の2つがあります。
物質代謝とは、体外から摂取した物質から他の物質を合成したりすること。
「必須アミノ酸」というコトバ聞いたことありませんか?
これは物質代謝でも、体内で合成することができないから、
積極的に摂取しましょう、と言われていますね。
もう一つが、エネルギー代謝。
摂取した(食べた)物質から、エネルギーを得ることができます。
ダイエットなど、身体づくりにおいては、
このエネルギー代謝の方が大きく影響しています。
エネルギー代謝の種類
エネルギー代謝には、3種類あります。
① 基礎代謝
② 活動代謝
③ 食事誘導性熱代謝
それぞれを簡単に説明させていただくと、
基礎代謝
何もせずに横たわっていても消費する、
心臓を動かしたりなど生命維持に必要なエネルギー量。
活動代謝
運動だけでなく日常生活など、
身体を動かすことによって消費されるエネルギー量。
デスクワークの方と肉体労働の方とだと、大きな差が生じます。
食事誘導性熱代謝
食べたものを消化、吸収したりなど、
食事によって起こるエネルギー消費量のこと。
「代謝 = 基礎代謝」と思われていた方も多いのではないでしょうか?
エネルギー代謝の内訳
消費エネルギーの内訳を見てみると、
やはり基礎代謝が7割を占め、その重要性を再認識させられます。
代謝を上げる(下げない)ためには??
代謝を上げるためには、「筋肉をつけましょう!」とよく言われています。
間違いではないのですが、
筋肉をつけて向上できる代謝は、①の基礎代謝ではなく②の活動代謝です!
まったく基礎代謝が増えないわけではありませんが、
活動代謝への影響のほうが大きいのです。
以前アップさせていただいたこちらの記事でもご説明していますので、
あわせてご覧ください!
全体の2〜3割しか占めない要素にのみアプローチするのではなく、
こういった知識をもとに、効率よく代謝向上へつなげましょう!
活動代謝や食事誘導性熱代謝について、また改めて書いてみたいと思います!