東京都内にて、ご自宅などご希望の場所への出張トレーニングのほか、
港区(六本木、麻布十番、三田・赤羽橋)のフィットネスクラブで活動している、
パーソナルトレーナーの大瀧です。
突然ですが、みなさんは今日の朝は何を食べましたか?
昨日の夜は?お昼は??
急に聞かれると、「あれっ?何食べたっけ…?」ってなってしまいますかね(笑)
パッと浮かんだ方は、その食事はどのような栄養価でしたか??
「えっ?栄養…?」と思われた方がほとんどかもしれません。
ですが、これがダイエットをするうえでの「基礎力」だと私は考えています。
要は、
『今食べているものから、どのような栄養が摂取できるのかを知る』
ということです。
これは、建物に例えるなら土台となる1階部分のこと。
この1階部分の基礎がきちんとしていないと、
上にどれだけ積んでも不安定な構造になってしまいます。
「ダイエットをしても、うまくいった例がない…。」という方は、
食べ物を知るという「基礎」が無かったからかもしれません。
今回は、ダイエットをするうえで、
なぜ食べ物の栄養を知ることが必要なのか、お話ししたいと思います!
太る原因は「食べ過ぎ」にあり!
太ってしまっている、なかなか体重が減らない、
その原因は、運動不足やストレスも原因の中の1つにありますが、
直接的な原因は、「食べ過ぎ」です。
これを改善しないことには、体重や体型は変わりません。
ですが、何を食べ過ぎているのかには個人差があります。
単に全体的な量が多い方もいれば、炭水化物だけが多いというケースもあるでしょう。
今、「ご自分が何を食べすぎているのか」という現在地を把握するために、
目の前の食べ物が、どのような栄養素で構成されているのかを知ることは、とても大切なことです。
カーナビは、目的地を入力してもGPSで現在地を特定・認識できなければ、
適切なルートを導き出すことはできません。
同じように、ダイエットしようにも、食事を改善しようにも、
現在地が把握できなければ、的はずれなダイエットや食事改善をしかねません。
栄養素で認識していないことでの落とし穴
ここでポイントなのは、何を食べ過ぎているのかを、
食材で把握するのではなく、「栄養素」という分類で把握することにあります。
例えば、炭水化物を摂り過ぎている傾向にある方がいらっしゃったとします。
「自分は、お米を食べ過ぎている」という認識にとどまり、
お米の量を減らしたのに、なかなか体重は減らない…。
それもそのはず、そのかわりにパンや麺類を食べていては意味がありませんし、
炭水化物を摂り過ぎているなら、スイーツ系もある程度コントロールは必要でしょう。
もし、「炭水化物を摂り過ぎている」という認識であれば、
下図にあたる食べ物を控えよう!という考えに至り、確実に体重は減るはずです。
少し極端な例ではありましたが、「栄養素」という分類で認識しておくと、
様々な食事のシーンでも応用が効くので、最低限の知識として抑えておくと良いでしょう!
グーグル先生に聞いてみる!
目の前の食べ物が、「これが炭水化物なのか、何なのか分からない…。」
という時は、グーグル先生に聞いてみましょう!
グーグルの検索で、「米 栄養成分」と入力してみると、
このような画面が出てきます。
親切に、右側に栄養成分表が表示されるのです!
細かいビタミン・ミネラル群は置いておいても、
3大栄養素と言われる「炭水化物・脂質・たんぱく質」の3つは見てみましょう!
お米の場合、
- 炭水化物:77g
- 脂質:0.9g
- たんぱく質:6g
と、ありますね。
お米の多くは炭水化物で構成されていますので、「お米 = 炭水化物」という認識で十分です。
コンビニやスーパーで買ったものなら、
ほとんどのものの裏面にこういった記載がされているので、それをチェックするのも良いですね!
最初は手間がかかるかもしれませんが、
このように調べれば、何を食べすぎているのか?は、一目瞭然です。
流行りに流されるのではなく、ご自身に合ったダイエットをしたいなら、
まずは、ご自分のことを知ること、ご自身が何を食べているのかを知ることから始めましょう!