
東京都内にて、ご自宅などご希望の場所への出張トレーニングのほか、
港区(六本木〜赤坂・麻布十番〜三田 赤羽橋)のフィットネスクラブで活動している、
パーソナルトレーナーの大瀧です。
皆さんは「ネットニュース」は見られますか?
最近は、ニュースをテレビからではなく、ネットから見るという方も少なくないようです。
著名な方々は、ちょっとした一言が切り取られて、
すぐネットニュースになってしまうそうですね。。。
ネットのニュースでは、時事問題だけでなく健康や美容、ダイエットに関する記事も、
ここ最近、特によく目にする気がします。
私もクライアントから、
「こんなニュース見たんですけど…」とご質問を頂くことも少なくありません。
ためになる情報に、身近に触れられることは良いことですが、
ネットのニュースから正しく情報を汲み取るには、ポイントがあります。
それは、
ニュースの見出し(題名)に流されず、最後まできちんと記事を読む
ということです。
当たり前じゃん…。と思われるかもしれませんが、
ニュースの見出しはキャッチーなものになっていることが多いので、
最後まできちんと読まないと、見出しや題名にに理解が偏ってしまうことって、
実は、気付かないうちによく陥ってしまうパターンなんです。
私も、キャッチーな見出しに吸い寄せられるようにクリックしたことがありますが、
よくよく中身を読んでみると、「言うほどじゃないな…。」ということは数知れず…。
今回は、ネットニュースから正しく情報を汲み取るポイントを、
実例を交えてお話ししたいと思います!
見出しは、盛って表現していることがほとんどです!
ネットのニュースは、クリックしてもらってナンボの世界。
これは、私がこうやって書いているブログも同じことですが…(笑)
「人の第一印象は会って3秒で決まる」と、言われていますが、
その第一印象において、判断する際に頼る間隔は「視覚」、要は「見た目」です。
これは、ネットニュースも同じこと。
パッと目に入ってきた見出しが、「えーっ!?」っていう内容だったら、
それは自然とクリックしちゃいますよね(笑)
ネットニュースの見出しは、本でいうところの表紙のようなものに例えることができます。
本も、まずは手にとってもらわなければいけないので、
本の中身だけでなく、表紙のデザインなどにも力は抜きません。
同様に、ネットニュースもまずはクリックしてもらえるように、
ある程度、見出しはキャッチーなものにする傾向にあります。
そのため、ニュースの見出しは2〜3割盛っていると思っておいて問題ありません!
そのうえで、気になる記事は最後まで読み終わった後に判断するようにしましょう。
ちなみに、私のブログの見出しは盛ってません!(笑)
具体的な実例
例えば、先月このようなニュースがありました。
見出しだけ読んだら、
- 高たんぱく質食って、身体に良くないんだ…。
- たんぱく質摂るの、少し控えようかな…。
と、感じてしまうかもしれません。
ですが、よくよく中身を読んでみると、
- もともと代謝に異常がある疾病を抱えていたこと
- 極端にたんぱく質に偏った食生活を送っていたこと
この2つが主な原因だと読み取ることができます。
ですから、もともとのリスクがなければ心配することはありませんし、
身体にとって必要な量のたんぱく質を摂取することまでは、このニュースは否定していません。
このニュースに関する一部の記事には、
「体重1kgあたり3〜5倍ものたんぱく質を摂取していた」との記載もあったので、
「いくら身体に良いものでも、摂り過ぎや偏り過ぎには注意しよう…!」
というくらいの認識で十分です。
あくまで一例ですが、こちらの例からも見出しだけでなくきちんと最後まで読むことの大切さは、
ご理解いただけると思います。
情報リテラシーを高めることの大切さ
全く同じ内容の記事からでも、
- たんぱく質を摂ることは危険
- 摂り過ぎに注意する
この2つの理解の仕方には、大きな差があります。
こちらのブログでは何度も出てくる言葉ですが、正しい結果を得るプロセスは、
『思考→行動→習慣→結果』
です。
プロセスのスタートとなる「思考」は、日頃から触れている情報から構成されていますので、
間違った理解は間違った思考を生み、正しい結果を得ることはできなくなってしまいます。
情報を活用する能力=リテラシーを高めることは、正しい結果を得るための必要条件!
気になったニュースは、最後まで読み切る習慣を身に付けましょう!