東京都内にて、ご自宅などご希望の場所への出張トレーニングのほか、
港区(六本木、麻布十番、三田・赤羽橋)のフィットネスクラブで活動している、
パーソナルトレーナーの大瀧です。
よく、ダイエットをしている方から食事について、
「どのくらい食べたら良いんですか?」と、食事の量についてご質問いただきます。
太ってしまう、体重が減らない原因は「食べ過ぎ」によるものなので、
食事の量を改善することは、ダイエットにおいて必要なことです。
ですが、個人差があるので痩せている人を真似してもなかなか体重は落ちないし、
食べなさ過ぎれば栄養不足になり、それが原因で痩せられないということも。
「じゃあ、どうすればいいの?」と混乱してしまいますよね。
そんな時は、データを見ましょう!数値は、嘘をつきません!
今回は、自分に合った食事の量が分からない時のデータの見方について、
お話ししたいと思います!
食べ過ぎが続くと、感覚が掴めない
私は、食事の指導をさせて頂く祭には、
- 食事の量
- 食事の内容(質)
- 食事のタイミング
この3点から、アドバイスをしています。
兎にも角にも、まずは食事の「量」を減らさなければ、体重は減りません。
指導の際にも、食事の量から介入します。
その際、はじめの一歩はご自身の「感覚」からアプローチをします。
満腹なら「◎」、腹8分目なら「◯」、腹6分目以下なら「△」と、
現在のご自身の食事を3段階評価していただいて、
「◯」や「△」の割合が多ければ、確実に体重は落ちますよね。
ですが、普段から「食べ過ぎ」の習慣がついていると、この感覚が掴めません。
食欲だけでなくどんな欲も同じですが、
満たされれば満たされるほど、さらに欲は増大します。
「100%」で満腹だったのが、食べ過ぎが習慣化すると
「120%」でやっと満腹になる…といった具合に。
120%で満腹の場合、そこから腹8分目でも96%…。
これってほぼ満腹?よく分からないことになってしまうのです。
「それ、私のことだ…。」と思った方は要注意。
食べられる量は増え続け、体重も天井なく増え続けることになってしまいます。
体重の変動記録をチェック
そんな時は、データを見ましょう!
食べたもの(口にしたもの)を全て記録に残し、
さらに、体重の変動を可視化(グラフなどで見えるように)します。
前日比で体重がキープ、もしくは減っていたら、
前日の食事量は腹8分目か6分目以下、「◯」か「△」です。
ですが、もし前日よりも体重が増えていたら、食事の量は満腹以上、「◎」です。
このようにして、自分にとっての適性な食事の量をデータから出してみましょう!
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この方法は、こんな時にもオススメ
これまでご紹介した方法は、
ダイエットの道中、迷ってしまったときだけでなく、こんな時にもオススメです!
- ダイエットの初期
- 忘年会シーズン
ダイエットの初期
これからダイエットを始めよう!という時、
なんとなくで始めず、このように記録・データと照らし合わせて行うと効率良くスタートでき、
スタートダッシュの成功率も飛躍的に向上します。
ダイエットを始めようとすると、ランニングやジムなど運動の計画から入る方が多いですが、
それよりも食事の計画をきちんと立ててあげてください!
忘年会シーズン
忘年会シーズンは、どうしても食事の量が超過しやすいもの。
前日の夜食べ過ぎたのに、翌日普段通りに食事をしては前日の超過分はそのまま。
体重は増えたままになってしまいます。
これは忘年会に限らず、食べる機会が増えてしまう時には全て当てはまりますが、
記録やデータを照らし合わせることで、前後の「調整」が計画的に行なえます。
朝体重計に乗って、ビョコンっと体重が増えていたら、
その日のコントロールできる食事の時は、「△」を目指しましょう!