東京都内にて、ご自宅などへの出張トレーニングのほか、
港区(六本木、三田・赤羽橋)のフィットネスクラブで活動している、
パーソナルトレーナーの大瀧です。
先日、久しぶりに日本酒を飲んだら…
予想を裏切らず、翌朝ガンガンの頭痛になりました(汗)
普段、ほとんど飲まないので覿面でした(笑)
お酒はあまり身体に良くないと分かっていても、
どのように良くないのかがハッキリせず、
どのようにお酒と付き合えばいいのかと、
悩んでいる方も多いと思いますので、
今回はお酒が身体に与える影響に関して、お話しようと思います!
「お酒」のカロリーは?
ダイエット中の方は、気になるのはやはり「カロリー」。
アルコールのカロリーは、1g当たり7.1kcal。
ちなみに、糖質とたんぱく質は4kcal、脂質は9kcalです。
ただ、糖質などのカロリーと比べると、
アルコールのカロリーは「エンプティカロリー」と言われ、
身体の中に入っても熱として発散されることで、蓄積されることはありません。
ただ、勘違いしてはいけないのは、
「ゼロカロリー」なのではなく、栄養素がない「からっぽ=エンプティ」という意味ですので、
飲み過ぎても何も影響はないということは、決してありません。
アルコールで太るメカニズム
アルコールは、身体にとって有害なものであり、
「毒」であることは、否定できません。
この有害物質の処理は、「肝臓」が行っています。
しかもこの毒の処理業務は、
他のどの仕事よりも重要で且つ最優先で行われます。
肝臓は毒の処理以外に、「糖質(炭水化物)を貯蔵する」という、
大事な仕事がありますが、
アルコールを摂取していると、
この大事な仕事も後回しになっていしまうのです。
糖質(炭水化物)は通常、
血管→筋肉→肝臓の順番で貯蔵され、
それでも余ったものは、「脂肪」として蓄えられます。
これが、糖質(炭水化物)の摂り過ぎで太ってしまうメカニズムなのですが、
肝臓での糖質に対する仕事が後回しになっているので、
血管→糖質→・・・
この時点で余ったものは全て「脂肪」として蓄えられますから、
通常より、余計に多く蓄えられることになるのです。
他にも気をつけたいことはたくさん!
上記のメカニズム以外にも、
・糖質の多く含まれるお酒
・脂質やカロリーが高いおつまみ
・食欲が麻痺して過剰になる
など、お酒が食事に与える影響は他にもあります。
確かに、アルコールによって疲れが癒さることもありますから、
アルコールを完ぺきに断つことはしなくて良いと思いますが、
アルコールが直接、体脂肪に変わることはなくても、
間接的に負担、弊害があることは覚えておいて欲しいです。
毎晩晩酌をされていて、「なかなか痩せられない…」
という方は……お酒をやめましょう(笑)