
東京都内にて、ご自宅などご希望の場所への出張トレーニングのほか、
港区(六本木、麻布十番、三田・赤羽橋)のフィットネスクラブで活動している、
パーソナルトレーナーの大瀧です。
皆さんは、身体が柔らかい方ですか?ちなみに私は…硬いです。
クライアントからは柔らかいですね、と言って頂けますが、指導者としてはまだまだです(汗)
こちらの本が去年ブームになったということは、
身体の硬さで困っている方が多いということだと思います。
中には、昔は柔らかかったけど硬くなってしまった、という方もいらっしゃると思いますが、
その理由を「年を取ったから…。」と、年齢のせいばかりにしていませんか?
確かに、年を重ねると様々な理由で、身体が硬くなる可能性はあります。
ですが、それ以外にも理由があります。
それは、
『身体の適切なケアを行う習慣がない』
という点です。
身体が硬くて悩んでいるという方のほとんどが、
身体のケアをする習慣が全くといっていい程ありません。
今回は、身体の硬さは年齢によるものだけではない理由について、お話ししたいと思います!
年齢も身体の硬さには影響します。
年齢が身体の硬さに影響することは、事実です。
年を重ねると、筋肉の中のものを含めて身体に蓄えられる水分量は減ってしまうので、
筋肉がしなやかさを失い、十分に伸び縮みできなくなっていまうという可能性があります。
また、関節の周りににも様々な組織があり、
年を重ねるということは、それだけその関節や組織を使用しているということなので、
段々と関節や組織が摩耗してしまい、正常に動かせなくなってしまうことによって、
関節の動かせる範囲(関節可動域)が狭くなってしまうということも起きるのです。
歯磨き理論
先ほどお話しした、年を重ねることによっての影響をゼロにすることが難しいですが、
その影響が及ぶスピードにブレーキをかけることは可能です。
それを実現するのが、「日頃の身体のケア」です。
皆さんは、1日に3回食事をするのなら、歯磨きは何回必要だと思いますか?
間違いなく、答えは「3回」でしょう。
使った分だけケアをしないと、虫歯になるといったリスクが伴います。
身体に関してはいかがでしょうか?
毎日身体を使っていますが、その分適切なケアをその日のうちに行う習慣はありますか?
久々にスポーツするからストレッチなどケアを入念に!と意識する方は多いかもしれませんが、
スポーツをしなくても、私たちは毎日身体を酷使しています。
身体の硬さは、年齢によるものだけではないのです。
日々の積み重ねや習慣の結果が、今の身体の硬さに繋がっているということを自覚しましょう。
自分に必要なケアを!
こういったお話しをすると、
「じゃ、具体的に何をすればいいの?」と、疑問に思うかと思いますが、
私は、何でも良いと思います。
「えっ…?」と思われるかもしれませんが、
まずは、ご自分のできる範囲のことを、コツコツと継続することが大切です。
寝る前にちょこっとストレッチする、お風呂に入ったら自分でマッサージをする…
あまりハードルを高く設定しないことが、継続するために必要なポイントです。
その方の歯並びなどに合わせて、歯の磨き方にも違いがあるように、
厳密には、ストレッチやマッサージにも自分の身体に合ったケアの方法があります。
これには、歯科医がまず始めに口の中を調べるように、身体のことを調べる必要があります。
「やるなら、きちんとやりたい!」という方は、
パーソナルトレーナーなど身体の専門家に、メニューを一度相談してみてください!