東京都港区(赤坂、三田・赤羽橋)を中心に、フィットネスクラブや個人宅への出張にて、
パーソナルトレーナーをしている大瀧です。
ダイエットなど身体づくりのために、
ランニングを始めたり食事制限をしたことがある方は多いと思いますが、
志半ばで断念してしまった経験をお持ちの方も、同じく多くいらっしゃるのではないでしょうか。
寒い早朝のランニングに、お酒の席のお誘いと、
「今日くらいいいかな…。」と、言い訳はたくさん身の回りに溢れています。
「私はもともと意志が弱いから…」と、諦めないでください!
身体と同じで、意志もトレーニングによって鍛えることができるのです。
今回は、そのポイントをお話させていただきます!
自分が失敗するパターンを知りましょう!
まずは、自分自身の現状を客観的に把握することが必要です。
自分は、「なぜ、どのように失敗してしまうのか」をきちんと理解しましょう。
今までチャレンジした運動や食事制限を断念した瞬間を振り返ることで、
失敗パターンで見えてくることと思います。
仕事の忙しさを理由に、ジム通いがストップしてしまった…?
飲み会のお誘いを断れず、いつの間にか食事制限が終わっていた…?
失敗には必ず原因があるので、
原因を知れば、対策を立てることができます。
この観点は身体づくりだけでなく、ビジネスなど何にでも通づるものかもしれません!
意志の種類を選択しましょう!
失敗パターンが読み取れたら、分析を進めていきましょう。
「意志の力=誘惑に打ち勝つこと」というイメージがありますが、
傾向を捉えると、大きく3つに分けられます。
① 自分にとってマイナスなことを、「やらない」選択をする力
食事制限中なのに様々な言い訳をしてスイーツを食べてしまったり、というのが当てはまります。
② 面倒だと思いながらも、自分のやるべき事を「やる」選択をする力
予め立てた計画通りにジムでトレーニングする、といったことが該当します。
③ 自分にとって大事なモチベーションを思い出す「展望する」力
その場の流れに流されて、食べてしまったり決めたことを先延ばしにしてしまう方は、
当初の、「何の為に始めたのか?」を思い出すことも必要です。
長所を伸ばすより弱点を克服したほうが、ハッキリとした変化が生まれることでしょう。
ご自分の失敗パターンを振り返ると、どの意志の力が発揮できていないですか?
意志のタイプに合わせて、解決策を投じましょう!
ご自分の失敗する意志のパターンが読み取れたら、それに該当する解決策を投じてみましょう!
例えば、上記のタイプでいう②の「やる」選択をする力に当てはめてみると、
仕事の帰りに予定通りジムに行けるよう、ジムの支度を持って朝出勤するといった具合でしょうか。
あまり難しく考えすぎずに、意外と簡単なことで解決できることもありますし、
誰かの成功体験を真似てみるのも一つの手でしょう。
ただ、あくまで意志のタイプに合わせて行動するということが必要です。
闇雲にチェレンジし失敗例を積み重ねる間にも、
身体はどんどん意と反する方向へ進んでしまいます。
これらの考え方は、私も初回トレーング時にカウンセリングにて詳しくお話しを伺っている中で、
解決策となり得る行動習慣をご提案する際、活用しているものです。
ダイエットだけでなく、身体を変えるには生活そのものを見直す必要があります。
その際、意志の力を克服する上記のような過程をふむことでご自分のことを客観視できるので、
きっと良いスタートが切れることでしょう!