東京都内にて、ご自宅などご希望の場所への出張トレーニングのほか、
港区(六本木、麻布十番、三田・赤羽橋)のフィットネスクラブで活動している、
パーソナルトレーナーの大瀧です。
「筋肉を大きくして、たくましい身体にしたい!」
という男性のクライアントには、
現在の体力や筋力以上の負荷をかけないと成長が見込めないため、
それなりにハードなプログラムとなりますが、
時々、1時間のトレーニングで終わる頃にはこんな風になってしまう場合もあります(汗)
酷いと、中には気持ち悪くなったりなど気分が悪くなってしまう方もいらっしゃるくらいです。
それだけ頑張れる、追い込めることも凄いことですが、
トレーニングで追い込みすぎる以外にも、筋トレによって気分を悪くさせてしまう理由があります。
それは、
『トレーニング前に何を食べたのか』
です。
トレーニング開始時にどのような栄養状態でいるかで、大きくコンディションは変わるので、
状態によってはそれほどハードなトレーニングでなくても、気分が悪くなる場合があります。
せっかくトレーニングのために作った時間で、
思いっきりトレーニングできないのは、不完全燃焼みたいでスッキリしませんよね。
そこで、今回はトレーニングのタイミングと、それに合わせた食事(栄養)
のポイントについてお話ししたいと思います!
1日の中でも身体のコンディションは違う
「1日の中で、いつ筋トレするのが理想ですか?」という質問をいただくことがありますが、
それぞれ良い点・及ばない点があるので、一概にこのタイミングが良い!とは言えません。
また、目的や目標によっても推奨されるタイミングは異なります。
ご自分のライフスタイルに合わせて、継続できるタイミングでトレーニングするのが1番ですが、
そのタイミングによって、身体の状況・コンディションは違います。
朝と夜で体重や体脂肪率を測ると、特別な運動をしていなくても数値って結構変わりますよね。
その為、その時のコンディションに合わせた調整・準備が求められるのです。
今回は、
- 朝のトレーニング
- 昼(午後〜夕方)のトレーニング
- 夜(仕事の後)のトレーニング
こちらの3つのタイミングに沿って、適切な食事内容をご紹介したいと思います!
朝のトレーニング
朝は代謝がグングン上がるタイミングなので、トレーニングするには絶好の機会。
特にダイエット目的の方にはオススメです。
食後すぐのトレーニングは、食べたものの消化・吸収など身体のリズムを考えると
あまりオススメできないので、朝トレーニングするなら「朝食前」が良いでしょう。
ですが、前日の夕食からいわば「絶食状態」なので、
栄養補給を何もしないままトレーニングするのは、パフォーマンス低下に繋がります。
- バナナなどの果物(空腹が強ければトレーニング30分前ほどに)
- アミノ酸配合のドリンク(トレーニング中の水分補給に)
この2つで、トレーニング中のパフォーマンスが向上する準備をしてあげましょう!
こちらの商品でしたら、ジムの自販機にも売っていると思いますので、試してみてください!
昼(午後〜夕方)のトレーニング
午後から夕方にかけてトレーニングする際は、「昼食の時間と内容」に気をつけましょう。
食後から最低2時間は空けてトレーニングするのがオススメ。
でないと身体は消化・吸収に忙しく、トレーニングのパフォーマンスは上がりません。
それだけでなく、消化不良を起こす可能性があるので注意が必要です。
食事の内容も、揚げ物(フライ)などハイカロリーで油(脂)の多いものは、
トレーニング中に胃のもたれを感じてしまう可能性があるので、なるべく避けましょう。
昨日、こちらのブログでご紹介したメニューなら安心です!
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夜(仕事の後)のトレーニング
仕事の後など夜にトレーニングするときは、夕飯の後より前が良いでしょう。
理由は朝のトレーニングと同じですが、
1日活動した後で、しかも食間も空いているので空腹感が強いかもしれません。
その状態でのトレーニングは、身体(筋肉)を壊す作用(異化作用)がより強くなってしまうので、
トレーニング前に簡単な栄養補給を行なっておきましょう。
間食に勧めるようなスナックバー系の商品は余計なものが多いので、
- バナナなどの果物(空腹が強ければトレーニング30分前ほどに)
- ブドウ糖のタブレット
などで糖分補給してからトレーニングを始めましょう!
どのようなコンディション(栄養状態)でいるかは、
トレーニングのパフォーマンスに大きく影響します。
年末年始はトレーニングの頻度も落ちやすいので、その分一回のトレーニングに
良いパフォーマンスで臨めるよう、食事管理にも気を配ってみてください!