東京都内にて、ご自宅などへの出張トレーニングのほか、
港区(六本木、三田・赤羽橋)のフィットネスクラブで活動している、
パーソナルトレーナーの大瀧です。
先日、契約施設でトレーニングしていると、会員の方からこんな相談をいただきました。
「最近、痩せたくて頑張って走ってるんですけど、なかなか体脂肪が落ちないんです。。」
夏に向けて身体づくりに励んでいらっしゃる方々の中に、同じような悩みを持たれている方、多いのではないでしょうか?
ランニング、つまり有酸素運動をしているのに体脂肪減少などの効果が見えない場合は、

② 有酸素運動「だけ」では不十分!
この2点を中心に、アドバイスさせて頂きます。
今回はこの2点について、ご説明させていただきます!
有酸素運動の「内容」を見直しましょう!
ランニングやウォーキング、自転車(バイク)運動など全て有酸素運動に分類されますが、
どれを行っても体脂肪を燃焼させることは可能です。
よく、有酸素運動は20分以上やらないと、体脂肪は燃えない!と言われますが、
確かに燃焼量は少ないですが、たとえ5分の運動でも体脂肪は燃焼されます。
ですが、有酸素運動をしているのに体脂肪に変化がないという場合には、
以下の2点から内容を見なおしてみてください!
運動の強度
筋トレでは、扱う重さなどが強度の尺度になりますが、
有酸素運動では、心拍数(脈拍数)がそれにあたります。
心拍数が上がり、息がゼーゼーハーハーすればするほど、その有酸素運動は強度が高いということになります。
闇雲に有酸素運動に取り組むのではなく、
この心拍数の目標をきちんと設定して、確認しながら行ってみましょう!
ちなみに、どれくらいの心拍数を目標にすればいいのか、目標心拍数が算出できる「カルボーネン法」という公式があります。
この公式を使うには、
・年齢
・安静時心拍数(朝、寝起きに寝床で測定する1分間の脈拍数)
・運動強度
の、3つの数値が必要です。
安静時心拍数を準備することができれば、運動強度を80〜85%に設定し、
以下のサイトで数値を入力頂ければ、自動で計算してくれますので、ぜひ使ってみてください!
運動中、ここで算出した数値になっているかは、ジムなどのランニングマシンであれば測定機能が付いていますし、
腕時計タイプのデバイスも様々なメーカーから販売されていますので、ご活用ください!
有酸素運動のタイミング
昼間仕事をしていると、運動するタイミングはどうしても仕事後の夜になってしまうという方が多いかもしれませんが、
ぜひ朝の時間を有効活用しましょう!
朝起きた時が1日の中で最も食間が長く、体内のエネルギーが枯渇(足りない)状態ですので、
運動中の体脂肪燃焼が促進されやすいと言われています。
こういった小さなことから差が生まれ、積み重ねることで成果に繋がります。
ビクともしない体脂肪を減らすために、行動習慣を変えるきっかけにしてみてください!
有酸素運動「だけ」では不十分!
再三、こちらのブログでもお話していますが、身体を変えるのに、食事習慣への介入は不可欠です。
その理由やメリットはこちらの記事でもお話させて頂きましたので、あわせてチェックしてみてください!
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どのように食事習慣へアプローチするかは、現状をきちんと評価することが必要ですが、
有酸素運動をはじめ、トレーニングしているのに体脂肪が減らないという方は、炭水化物(糖質)の摂取が多い傾向にあるので、低糖質にするなど食事の「内容」の改善に取り組むことをオススメします。
山手線であれば、たとえ逆周りでもそのうち目的地へ到着できるかもしれませんが、
身体づくりにおいては、それを期待してはいけません。
成果や効果が出ないのであれば、すぐに路線を乗り換え、きちんと目的地へ到着できる方法を選択すべきです。
今回の内容も、その参考になれば嬉しいです!
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