東京都内にて、ご自宅などへの出張トレーニングのほか、
港区(六本木、三田・赤羽橋)のフィットネスクラブで活動している、
パーソナルトレーナーの大瀧です。
ダイエット中って特に、毎日体重計に乗って体重や体脂肪率をチェックしますよね。
私もクライアントに、体調管理の一環としても測定はオススメしています。
すると、クライアントから、
「最近、体脂肪率の変動が激しい」「測る度に体脂肪率が違いすぎる」といったお声を頂くことがあります。
そんな急に1日で体脂肪がガクーンと増えることはないと分かっていても、
数値上、増えているとちょっと凹みますよね…。
ですが、理由や対処法を知っていれば、いちいち凹むことも無くなるはず!
そこで、今回は体脂肪率の測定に関して、お話ししたいと思います!
目次
そもそもどうやって体脂肪率は測定しているの?
写真のような、いわゆる体重計タイプのものは「インピーダンス法」という方法で測定します。
インピーダンス法とは、
生体インピーダンス法(せいたいでんきインピーダンスほう、英: Bioelectrical impedance analysis, BIA)は、
体内に微弱な電流を流し、その電気的インピーダンスを利用して水分量や体脂肪、
筋肉量を間接的に求める方法である。
筋肉は水分を含みますが、体脂肪は含みませんので、
微弱な電流を流し、それらに対する抵抗値から算出しているのです。
なぜ、測る度に数値が変わるのか?
どうやって測定しているのか?を知ると、おおよそ検討がついてきます。
数値が変わる理由は、体水分量(体の中の水分量)が原因です。
前述したように、体脂肪率の測定は体水分量に大きな影響を受けます。
その為、運動前後でも汗などで水分量は変わりますから数値も変わりますし、食前・食後も同じことがいえます。
体脂肪率を式で表すと、分母が身体全体(体重)で分子が体脂肪となります。

例えば体水分量が減ると、
ここでいう分母が減り、分子はそのままになりますので、体脂肪率は上がることになります。
運動後に測定して、体重は減っているのに体脂肪率が上がっているのは、このためです。
運動後や食前だけでなく、1日の中で体水分量は目まぐるしく変動しているので、
おのずと測定値にも誤差は出てしまうのです。
なるべく正確に数値を把握するためには、どうしたらいいの?
数値の変動は仕方ないとしても、あまりに違いすぎると自分の現在地が何処なのか、なかなか掴めなくなってしまいますよね。
そこで、以下の3つのポイントを参考にしてみてください!
測定するタイミングを決める!
体水分量に伴って体脂肪率も変動するものなので、
測定タイミングが日によって違えば、比較対象として余計に使用しにくくなってしまいます。
そこで、ご自分のライフスタイルに合わせて測定するタイミングを決めてしまうことをオススメします。
また、毎日必ず同じ時間にご飯を食べる、毎日必ず同じ時間に運動するという方は少ないと思いますので、
そういった行動パターンの影響を受けにくい「朝」の測定が最も適しているでしょう。
私も朝起きて、トイレに行ったら必ず測る…というようにしています!
食事のルールを決め、食生活を安定させる!
食事が体水分量の変動に与える影響は大きいため、
日によって食生活がバラバラというのも、体水分量の変動、ひいては体脂肪率の誤差を生みやすいです。
朝は忙しいから、食べたり食べなかったり…
朝食べられなかったら、その分ランチはガッツリ!などの傾向が見られる方は要注意!
メニューまで全く同じとまではいかなくとも、おおよそのルールは決めておきましょう!
水分の摂取もチェック!
体脂肪率の変動が大きいということは、体水分量にも変動が大きいということ。
そのため、水分の摂取にも気を配ってみましょう。
以前アップさせて頂いたこちらの記事も参考にしてみてください!
毎日体重を測ることで、前日までの「食べ過ぎ」「運動不足」を評価し、
そこから、今日の食事量や運動量の目安や計画を立てることに利用するのは良いと思いますが、
体脂肪率は特に誤差の出るものなので、
いちいち一喜一憂するのではなく、10〜20日くらいの平均値で捉えることが賢明です。
また、家庭用と業務用の測定機でも測定の基準が違うので、
通っているジムなどに設置されていれば、ぜひそちらを活用してみてください!
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